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皮膚の構造 表皮
表皮は薄いながらもとても丈夫な組織です。
この層は死んでいる細胞(角質細胞)の層と生きている細胞(表皮細胞)の層に大きく分けられます。
角質という言葉はみなさんもよく耳にするのではないでしょうか?
角質細胞は何重にも重なり外からの刺激に対してのバリア機能を有します。
また角質細胞の層は肌の水分が蒸発するのを防ぐ機能を担います。
この角質細胞は最終的に垢となって剥がれて落ちていきます。
角質細胞の層には約30%の水分が含まれます。
この水分が減少した状態が乾燥肌で肌の表面が粉を吹いたような状態になったりもします。
普段、お肌のケアをするのに使う化粧水などはこの角質層の水分を補給するために必要なものです。
角質細胞の層の下部には生きた細胞が何重にも並んでいます。
これらの細胞はターンオーバーが進むにつれ細胞が死に角質細胞へとなっていきます。
この表皮細胞の層には紫外線から肌を守るメラニンを生成するメラノサイトという細胞やアレルギーにも関連する細胞などが存在しています。
この層で生成されるメラニンは日焼けの色になる色素です。
日焼けは美容にとっては天敵となりますが、身体を守るために大切なものでもあるのです。
(鍼灸マッサージR) 2013年10月 9日 19:30
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